今日は、20年ほど前に友人から譲り受けて、実家に保管してあったレコードプレヤー(パイオニアのPLー1400)の修理をしました。このプレーヤは40年ほど前の製品です。当時の価格は7万円程度で普及機の少し上の機種だったと思います。DCサーボのダイレクトドライブでボディは金属と合板で表面はウォールナット突板仕上げで高級感があります。友人は殆ど使っていなかったようで現在でも木部、金属部も綺麗な状態です。スイッチを入れると多少のふらつきはありますが、あまり再生に問題は感じません。ヤフオクでは安くで売られていますが、現在同様なプレーヤーを作ると数十万円するのではないかと思います。そこで、カセットデッキ修理時にこのプレーヤーのコンデンサーも注文してあったので、本日、全ての電解コンデンサー11本を交換しました。現在でもほぼ、正常動作であり、交換した部品も容量が抜けたものはありませんでしたが、経過年数を考えると交換がベストだと思います。今後使うかは未定ですが、とりあえず修理完了となりました。
修理後レコードを再生してみました。特に問題は無く動作は良好です。 モーターを外し制御盤を取り出しました。 交換した電解コンデンサー11個、黒が電源部、青が制御部8個
制御部交換後です。